毛色に関わる主な遺伝子
- 白毛の遺伝子W/w
- 芦毛の遺伝子G/g
- 鹿毛系&青毛と栗毛を分ける遺伝子E/e
- 鹿毛&黒鹿毛と青鹿毛と青毛を分ける遺伝子A(At)/a(青鹿毛は変異型At)
※サラブレッドには関係ないが佐目毛、河原毛、月毛に関する遺伝子C/c、薄墨毛に関する遺伝子D/dもあり。
法則は
- 白毛は他の全ての毛色に対して優性
- 芦毛は白毛以外の全ての毛色に対して優性
- ggでEとAがあると鹿毛か黒鹿毛
- ggでEでAtなら青鹿毛
- ggでEでaaなら青毛
- ggでeeなら栗毛か栃栗毛(A(At)/a遺伝子は抑制される)
鹿毛と黒鹿毛を分ける遺伝子、栗毛と栃栗毛を分ける遺伝子は未解明。
青鹿毛も不明瞭な部分が多い。
白毛も未解明の部分ばかり。
メンデスの法則
- ホモ接合型の芦毛遺伝子GGを持ったメンデスという種牡馬がいた(両親が芦毛)
- 産駒は全て芦毛に出るため、メンデルの法則をもじってメンデスの法則と呼ばれた
- 全ての産駒が芦毛になるのは芦毛が優性遺伝のため
尾花栗毛
- 長毛(タテガミや尻尾)の発色の遺伝子F/fが作用する
- 栗毛の遺伝子構成でffなら尾花栗毛になる
- 栗毛以外の馬は発現しないだけで遺伝子は保有し、子に遺伝する模様(ex:スペシャルウィーク)
- 劣性遺伝のため100%尾花栗毛になるのは尾花栗毛同士の配合の場合に限られる
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